【ハンブルク観光】新名所エルプフィルハーモニーの展望台を見学してきた

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Hallo!ハンブルクにはサッカーの試合観戦や観光で何度かお邪魔しているAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ

 

今回ケルン~ハンブルク間を走っているFlix Trainがとても安かったので、思いついたように弾丸日帰りでハンブルクに行ってまいりました(笑)(Flix Trainの予約方法などの記事はこちら)。

 

 

いくつか行きたいところがあったのですが、まず一番行きたかったのがタイトル通りのハンブルクの新スポット『エルプフィルハーモニー』

 

新しいランドマークができたら行きたくなりますよね!(と言いつつオープンしてから二年経っているけどね)

最新技術を駆使した建築物を堪能し、展望台からはハンブルクの美しい街並みを見ることができました💡

 

ということでご紹介します~。

 

エルプフィルハーモニー・ハンブルク

当初の予定より完成は7年遅れ、建設費は10倍に

『エルプフィルハーモニー・ハンブルク』(Elbphilharmonie Hamburg)は2017年1月11日にオープンしたコンサートホール。

NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧北ドイツ放送交響楽団)の本拠地です。

 

 

完成予定は2010年でしたが7年も遅れ、建設費も当初の7,700万€から7億8,900万€へと増えに増えたエルプフィルハーモニー。

 

何度か完成予定日を延長したり、工事が中止したりなどスキャンダルが多かった訳ですが、それだけ月日と費用がかかっているだけに、とにかくめちゃくちゃカッコいい…!

外観だけでも一目見たいと思う建物です 😉 

 

 

建築設計はスイスの建築家ユニット『ヘルツォーク&ド・ムーロン』

調べたらドイツ王者であるサッカーチーム『バイエルン・ミュンヘン』の本拠地アリアンツ・アレーナも彼らの作品でした。

 

 

アリアンツ・アレーナもかなり斬新でインパクトがありますもんね~。

 

 

コンサートホールの音響設計は日本人

エルプフィルハーモニーは世界遺産の範囲には入ってはいませんが、エルベ川沿いの倉庫街にあります。(世界遺産の範囲はすぐ近くにあります)。

 

建物の下半分は1990代まで実際に使われていた倉庫(Kaispeicher A)が利用されており、その上にコンサートホールが新設されました。

 

 


(引用:エルプフィルハーモニーのパンフレット)

これはエルプフィルハーモニーの断面図。

新設部分の左側は5つ星の高級ホテル『ホテル ザ ウェスティン ハンブルグ』(The Westin Hamburg)が入っています。エルベ川の景色を見られる豪華なお部屋とか泊まりた過ぎますよね…。

 

そのほかカフェやレストランなどもある複合施設なのですが、建物の中心にあるのはメインのコンサートホールです。

 

 


(引用:エルプフィルハーモニーのパンフレット)

メインのコンサートホールはステージを客席が囲む360度のパノラマ型。

2100人ほどを収容できる大ホールです。

 

最新の音響技術が込められたコンサートホールですが、音響を担当したのはなんと日本人。

東京のサントリーホールやロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールも担当した音響設計家の豊田泰久氏が手掛けています

 

音響の評判自体は良いと聞いてましたが、最近エルプフィルハーモニーで公演を行った人気テノール歌手ヨナス・カウフマン氏による批判が注目を浴びましたよね。

豊田氏は批判についてのコメント(インタビュー)を出しています(NRDの記事)。

 

コメント見る限りでは「コンサートホールの音響には論争はつきもの」、ということでこの件は実際に訪れて聞いた人のみが語れる話じゃないかな~。

 

ですので私はいつかこのコンサートホールでクラシックを聴いてみたい~と思っていますが(何気に10年以上ピアノをやっていた)、なかなかチケットを取るのは難しいようで…。

 

ドイツにいる間に行けることを祈ります 😎

 

プラザ展望台を見学する

入場にはチケットが必要

エルプフィルハーモニーは大小のコンサートホールやホテル以外に展望台(Plaza)があります。

 

 

この展望台は高さ37mの位置にあり、ハンブルクの港と街の風景を楽しめる展望台です。

そのほかカフェレストランやショップなどもあるので、エルプフィルハーモニーに来たら展望台に入場したいもの💡

 

ということで行って参りました!

 

 

入場する前に注意点がひとつ。

このプラザ展望台に行くにはコンサートやホテル利用客以外は入場チケットが必要です。

 

このプラザ展望台は定員が決まっているため人数規制があり、こういった入場仕様になっているそうです。

 

【入場チケット代金と取得方法】

  • 当日券=無料=ビジターセンター
  • 前売り券=有料(2€)=オンライン(公式サイト

チケット代金は当日券なら無料です。

事前のオンライン申し込みだと一人2€かかります。

 

オープン当初の週末は26,000人もの人が訪れたそうですが、私が行ったときはさほど人もおらず

Ann

これでは別に入場規制しなくてもいいんでは……?

と思ったり 🙄

 

まぁ私は平日に行ったので週末はどうだか分かりませんもんね。

 

 

さて私はビジターセンターで当日券をもらいました。

ビジターセンターはエルプフィルハーモニーの入り口のあい向かいにあります。

 

 

入場ゲートを入るとダイレクトに展望台へ到着できるエスカレーター『Tube』を利用します。

 

このエスカレータの長さは82m。

6階にあるプラザ展望台へは約2分30秒ほど乗っているので、結構長く感じましたね~。

それもそのはず、このTubeは西ヨーロッパでは一番長いエスカレータだそうです。

 

そして壁は約8000個近くのスパンコールが使われていてきらきら。なんだか近未来の乗り物に乗っている気分でした(笑)。

 

 

エスカレータをのぼりきると6階に到着し、壁一面のガラスが登場します!

この時点で港の素敵な風景が見られますよ~。

 

 

そこからもう一つの短めのエスカレータに乗れば8階のプラザ展望台へ。

Ann

おぉーここもガラス張り。なんかカッコいい!でもどうやって外に出んの?

としばし悩む私と友人。

 

普通にちゃんとまわって外に出る道がありましたw

 

 

無事にデッキに出られ時計回りで歩きながら景色を見ていたのですが、この日だけか分かりませんが風が強い強い。

帽子をかぶって行く場合は気を付けてくださいね~。

 

 

展望台からは港や倉庫街、市街などハンブルクの旧市街の街並みを楽しめたのでした~。

 

見学後はカフェやショップへ

プラザには軽食やドリンクを提供しているカフェがあります。

見学後の休憩も可能ですよ。お酒も飲めます。

 

 

またショップではエルプフィルハーモニーのグッズが販売されています。

 

個人的に

Ann

うーんセンスがなぁ…。

と上から目線なんですけど、あまり欲しいのがなかったかな 😕

 

 

そんな中でこれは欲しい!と思ったのはこちら。

偉大な音楽家たちのティーバッグ。

 

これ可愛くないですか 😆 ?

でもちょっと高かったです~。

 

営業時間

  • プラザ展望台 09:00~24:00(最終入場23:30)※
  • カフェレストラン(DECK & DELI) 09:00~24:00
  • ショップ 10:00~21:00

注意

※臨時休業、時間短縮などあるので訪問前は公式サイトで確認を。上記以外の施設情報も同じく公式サイトで確認ください。

 

エルプフィルハーモニーへの行き方

【住所】Platz der Deutschen Einheit 20457 Hamburg


公共機関での行き方は地下鉄(Uバーン)、バス、フェリーといくつかあります。

中から建物までの距離が近いものを3つピックアップしてご紹介しますね~。

 

【公共交通機関でのおすすめの行き方】

  1. フェリー72号線『Elbphilharmonie』からすぐ←1番おすすめ!
  2. バス111『Am Kaiserkai(Elbphilharmonie)』停留所から約150m
  3. 地下鉄(U3)『Baumwall(Elbphilharmonie)』駅から約450m

 

3番目のBaumwall駅からでも徒歩約6分程度なので、上記の1~3はどれもアクセスが良いです。

 

その中で私がおすすめしたいのが1番目のフェリー!

72号線ではLandungsbrücken(桟橋)からElbphilharmonie(エルプフィルハーモニー)を結ぶ約5~10分間のクルーズを楽しめ、船の上から建物の全景を眺められます。

 

乗ってよかった!

Ann

率先して乗ろうと言った友人よ、ありがとう。

 

フェリーはHVVのチケットで乗れるので安いし、もちろん1日券でも乗れます。

私は行きをフェリー、次の目的地までは地下鉄という感じに組み合わせて移動していました 😉

 

フェリーで行く方法

乗り場や料金

フェリーの乗船場があるLandungsbrücken(ザンクトパウリ桟橋)は地下鉄Uバーン・鉄道Sバーンの『Landungsbrücken』駅の目の前にあります。

 

 

駅からザンクトパウリ桟橋の船乗り場に行く橋には、ケルンのホーエンツォレルン橋を思わせるような南京錠が 😀

 

基本的に72号線は船乗り場1番から出ますが、乗る前にHVVのサイトドイツ鉄道のサイトなどで確認してみてくださいね。

定期船以外にもHVVの切符で乗れない遊覧船もあるので乗るのを間違えにように~。

Ann

船に乗ってHVVの自動券売機があったら定期船だよ!

 

 

 

さて今回私が乗った定期船は何やら『ライオンキング』仕様。

 

Ann

なんでや~??

と思ったら、エルベ川の対岸にあるシアター『Theater im Hafen』でライオンキングがやっているからなんですね。

 

2001年12月からやっているみたいなのでロングラン!

私も東京で1度見たことがあるのですがとてもよかったので、いつかハンブルクでライオンキング見てみたいな~。(人気だからチケット取るの大変そうですが)。

 

 

さて話は戻って私が乗った船体にはドイツ語で『Der König der Löwen』(ライオンキング)と書いてあります。

カッコいい~。

 

一日券などを持っていない場合はシングルチケット(片道切符)の購入が必要です。

『Landungsbrücken』⇒『Elbphilharmonie』 大人@1,70€

この距離はKurzstrecke(短距離)チケットでOKです。

船内の券売機でも購入できます。

 

何度か市内の公共機関を乗るのであれば一日券がお得ですよ。

後日ハンブルクの壱日券についても書きますね~。

 

 

エルプフィルハーモニーまではわずかな乗船時間なのですが、せっかくなので乗船中は屋外デッキに出てみました。

これが本当に正解。

 

 

こんなに素敵な港の景色が見られますよ~ 😛

ちょうど出発したポイントのLandungsbrücken(ザンクトパウリ桟橋)もばっちり。

 

 

そして対岸にはさきほど話に出てきたシアターが。

ここでライオンキングが上演されるんですね!

 

 

塔がとても高いハンブルクの観光名所のひとつ『聖ミヒャエル教会』も見られました。

 

 

そして待ってましたの『エルプフィルハーモニー』!!

 

Ann

ぎゃー!全景が美しい~!!!

 

 

このガラスの形状は波のように湾曲していていままで見たことのなく、とても斬新的な建物として印象に残りました。

Ann

いつもドイツでは中世のお城や街並みを楽しんでいる人だから余計にね!

 

 

この日の船旅はわずか10分でしたが到着まで友人と終始興奮していました(笑)。

 

船を降りるとエルプフィルハーモニーは目の前。

天気が良い日はぜひ外に出てほしいと思います💡

 

終わりに

以上、ハンブルクの新ランドマーク『エルプフィルハーモニー』についてでした!

 

コンサートホールやホテルを利用するという訳でないなら、基本的には外観を眺めて展望台に行って終わりという感じなので時間はあまりとられないと思います。

ぜひハンブルク観光のコースに入れてみてください。

 

それでは(=゚ω゚)ノ

 

 

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