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Hallo!最近はメガネで出かけることも多くなったAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
ドイツで一番日本人が多く住むデュッセルドルフですが、なんと日本人眼鏡士の方が働くメガネ屋さんがあります!
お店の名前は『Elsweiler & Temme』。ドイツの国家資格を取得した松本聖也さんが働いています。
松本さんの働く『Elsweiler & Temme』についてはこちらの記事でご紹介していますが、せっかくの機会なのでドイツでメガネ・コンタクトを購入する際の注意事項なども質問し本記事でまとめてみました。

そうしたら出てくる出てくる有益な情報が💡
ドイツでメガネやコンタクトを買おうかな~なんて思っている方は参考にしてみてください♪

【質問に答えてくれたドイツ在住の眼鏡士:松本聖也さん】
渡独後は職業訓練を経て国家資格を取得し、ドイツの眼鏡士に。2021年5月からパリミキ・デュッセルドルフ店に勤める。2022年1月同店が閉店。同年4月より現在勤務中のElsweiler & Temmeで勤務を開始。
日本では”メガネの聖地”と呼ばれる福井県鯖江市のメガネの修理会社に勤務経験あり。

ドイツのメガネ屋さんで働く眼鏡士さんにお話を聞けるなんてめちゃくちゃ貴重だよね!

一般的な質問から、松本さんが働いているお店に関する来店時の注意などを聞いてみたよ♬
Q1. 視力測定をする場合、コンタクトは外してきた方がいい?

これ!事前に知っておいた方が良い情報ですよ皆さん!

視力測定をする場合は、事前にコンタクトを外してきた方がいいのですか?

はい。ソフトでもハードでもコンタクトレンズをはずした直後ですと、実は正確な度数が測れません。最低でも測定の2時間前には外しておいていただければと思います。前日の夜に外していただくのが最適です。

どうしても外しておくのが難しい場合はご相談ください。

また、眼精疲労の関係で測定ミスが発生しやすいため、当店では視力測定の時間は17:00までとさせていただいています。予めご承知おきください。

皆さんこれ知っていましたか!?私これ知らなくて、コンタクト付けたままお店に行ってしまったので後日の測定になってしまい、二度手間になったことがあるんですよね。

てか日本の格安メガネ屋さんでメガネ作ったときは、そんなこと一度も言われたことなかったなぁ…。

コンタクトをその場で外してすぐ測定してたぞ…😅
Q2. 日本人は日本人スタッフに視力測定をお願いした方がいい?


これはこちらの記事でも少し話題にしたんですが、やっぱりドイツのメガネ屋さんで視力測定をするときは日本人スタッフの方にお願いした方がいいですか?

そうですね。日本人とドイツ人では文化的に視力矯正の好みが違います。日本人は多少見づらくても負担が少なく慣れやすい度数を好み、ドイツ人は慣れづらく違和感が多くてもよく見えて理論的に正しい度数を好みます。

こういった文化の違いから、自分に合わない度数になってしまう可能性があるかもしれないので、一部の例外*をのぞき、日本人には日本人スタッフが対応した方が好ましいと考えます。これはドイツの技術が悪いという意味ではなく、あくまで文化の違いからくるものだと思っています。
*保険申請のために処方箋が必要など

なるほどー!これは確実に聞いておいてよかった!!ドイツでメガネを作ろうと思っている人は、みんなここも気になることだと思うんですよね。

顔の構造が違うからメガネがフィットしにくいかな~というのは想像していたけど、ドイツでメガネを買うときは自分の見やすい度数についても視力測定で考慮しておかないとだね。

ってこれめちゃくちゃ有意義な情報じゃない!?もしドイツで日本人のスタッフがいないメガネ屋さんで視力測定することになっても、これを念頭に置いておくのと置かないのでは違う気がする。

でもできれば松本さんに担当してほしいね😀
Q3. 日本人はヨーロッパ製のメガネは合わない?

これはこちらの記事で質問して答えていただきました!

ということで、詳しくはこちらの記事を参考にしてほしいんですが、やはりヨーロッパ製のメガネは日本人に合わないことが多いみたいです。

しかし松本さんはメガネフレームを日本人向けに加工できるということで、これは心強いですね!

ぜひご相談ください!
Q4. ぶっちゃけメガネの予算は?

ぶっちゃけて聞いちゃいますが、『Elsweiler & Temme』で買えるメガネってどれぐらいのお値段からありますか?

多分皆さん聞きたいところだと思う!

お手頃なものですとフレーム+レンズでだいたい270€~からご用意がございます。

なるほどなるほど。やはり日本で格安メガネを買ってきた身としては金額だけ聞くと最小予算もちょーっと高いですが、取扱い商品やサービス内容が違う訳ですし、自分が想像していたよりかは低かったです。

メガネも高品質なものが多く、ドイツで国家資格を取得した松本さんがきちんと視力測定をしてくれて、フィッティングの調整や自分にあったメガネを親身に相談しながら作れるのは大変魅力的ですね。

日本への一時帰国まで買うのを待って、合わないメガネ使っていると眼精疲労や肩こり・頭痛のもとになってよくないですしね…(若干それ気味だった人)。コンタクトもまたしかり。

さて次はおすすめのメガネを聞いてみようかな!

松本さんの今のおすすめのメガネはなんですか?

!!
目を輝かしながら松本さんによる推しメガネの説明がはじまる…

(わぁー説明している松本さんの背景にキラキラのエフェクトが見える🤣メガネ大好きなんだな!)

現在のおすすめですとこちらデンマーク製のLINDBERG(リンドバーグ)ですね。


お値段は少し高いですが、デザインが洗練されていて、軽くて、丈夫なメガネです。特に女性に人気があります。

わっ!この丸い曲線がめっちゃ可愛い~♡

でもお値段は…!!結構しますね~💦

お値段が高いメガネだけを販売しようとは思ってはいません(笑)。お客様の好きなデザインのメガネだったり、ご利用になるレンズによってお値段は変わりますので、お気軽にご相談ください。
Q5. 視力測定から購入までかかる時間は?購入後、受け取るまでの日数は?


これも聞いておきたかった!メガネを作ろうとしたら、どれぐらい来店時に時間がかかりますか?

だいたい1~1時間半ぐらいの方が多いと思います。

私もじっくりメガネを選んだり(結構悩んでた人)、しっかり視力測定をしてもらったので1時間半ぐらいかかった気がします!来店時は余裕がある日が良いかもしれませんね。

あと購入後、メガネを実際受け取るまではどれぐらいかかりますか?

1週間からものによっては3週間ぐらいです。

少しかかりますね。そういえば私のもベルリンで作られているブランドだったので、2週間くらいかかった記憶があります。

基本的にはすぐ使える訳ではないと思っておいた方がいいですね。
Q6. 高いメガネと安いメガネの違いは??

たくさん質問してすみません!最後に聞きたいのですが、高いメガネと安いメガネの違いってなんでしょうか。

素材、デザイン性、機能性、作り方など違いはいろいろありますよね。簡単に言うと良いメガネは『外出着』で、お安めのメガネは『部屋着』をイメージしていただけると分かりやすいでしょうか。部屋着でもちょっとそこまでだったら外出はできますが、街に出かけるとなると少し躊躇しますよね。

分かる!私も安いメガネをかけていた時は、そのまま外に出るのすごい嫌でした😅

細かいところだと、いわゆる格安とよばれるメガネは素材が成形した上に塗装するものが多いので、塗装がはがれると修理は難しいです。紫外線などにも弱く、長持ちしません。また、鼻パットの調整もできない場合があります。

また、人件費のかけ方も違いますよね。安さを売りにしている場合、回転率をあげなくてはならないため、視力測定やそのほかの接客にもそこまで時間がかけられません。

たしかに格安のメガネ屋さんだとメガネの詳しい知識とかアドバイス、フィッティングの調整とかそこまで接客された覚えないかも🙄
1. 外出ができる&装着時も快適
高いメガネを買ってみて思ったことは、まず『外出しても恥ずかしくない』ということでした。
日本ではいままで「家で使うだけだし安くていいや~」と思っていたので、ずっと一万円するかしないかの格安メガネを使用していました。
そこそこ気に入ったものを買っているはずなんですが、メガネをかけているときの自分のビジュアルは好きじゃなかったんですよね。ということで、メガネ姿は恥ずかしいので基本外出はしていませんでした。

まぁ場合によっては外出していたことあるけど、基本的に家族以外の前でメガネになるのは嫌いだったからあまりしてないなー。
しかしドイツではじめて良いメガネ、いわゆる高いメガネを買ったところ、見た目がおしゃれで自分にも合っていると感じ取れたため、それ以降はメガネをかけて外出するのもかなり増えたんですよね~。

この実体験から、さっき松本さんが行ってた部屋着と外出着の違いってすごいうなづけたのよ!!
そして外に出るときに、コンタクトを付けずパッと外に出られるのが、現在子育て中の私には本当に楽で楽で(笑)。
コンタクト利用中のママさん、パパさん、メガネをおすすめしておきます。

ちょっと私が購入したメガネをご紹介しておきますね!
現在使っているのはドイツ・ベルリン発の『MYKITA』(マイキータ)です。
シンプルだけど洗練されたこの美しさにひとめぼれ😍
あとですね、一番のお気に入りがヒンジの部分。耳にかけるところとレンズのフレームのところをつなぎ合わせる部分ですね。
通常だとこの部分にネジが使われる訳ですが、マイキータにはネジが使われていないんですよ!

この技術に感動した✨

ちょっと話それるけど、松本さん私のメガネ見て「いいメガネですね。MYKITAですか?」ってお店に取扱いのないブランドのメガネの名前当てたからね。ビビったよねw
あと全体がとても軽くて、かけているのを忘れるぐらい…というのは言い過ぎですが、昔使っていた安いプラスチック製のメガネとは重さが断然違いました。

本当に軽い。やばい。
そして材質はステンレスということで、やわらかく軽量なのに壊れにくい耐性。つまり結構ずさんな私にぴったり😅
息子を抱っこしていると頻繁にメガネを取って遊んだりするので、丈夫なのは本当にありがたいです。

問答無用でメガネをわしづかみして振り回すからね…
2. 自分に合うメガネ、大事。きちんと知識がある眼鏡士に対応してもらうのが◎
今は無きパリミキ・デュッセルドルフ店でメガネを作った際は、今まで体験したことがないぐらい、念入りに気になるメガネの説明や視力測定・フィッティングの調整などをしてもらえました。
松本さんもおっしゃってましたが、格安メガネ屋さんだとどうしても回転率をあげないといけないのでその部分が短縮されてしまうことが多いとのこと。

もちろんしっかりとやってくれるお店はあるであろうがね!
「メガネをかける時間が短い」「視力矯正の道具としてではなく、ファッション性がメイン」であればそれでもいいのかもしれませんが、【健康維持にお金を使おう】と決めた30代の自分には外見も中身も自分にあったメガネが欲しくなりました。
そして購入を検討していた当時は今より多くの制限があったコロナ禍で家にいる時間が長く、パソコンや特にスマホを長く使用していたので、本当に眼の負担が倍増中。。。
とくに左目の眼精疲労が強かった私はその旨を相談して、自分に合ったメガネを作ってもらいました。その結果、新しいメガネではその症状が緩和しました。

症状緩和はまじだよ。ただレンズにいろいろ加工したから追加代金は痛かった😂
一日長時間利用する視力矯正としてのメガネが欲しい場合は、きちんとした知識があり、良いものを提供できるお店を選択するのは大事ですね。
以上、『ドイツのメガネ屋で働く日本人眼鏡士にドイツでメガネ・コンタクトを買うときの注意点を聞いてみた』+αでした!
まず誰もが思い浮かべる『顔の構造が違うからドイツでメガネを購入してもフィットしにくいかな…?』という疑問点にプラスして、視力測定における度数の文化的違いなど有意義な情報を教えてもらえましたね💡
ドイツでメガネ・コンタクトを作るときは、まずこれらを気を付ければ快適なメガネ・コンタクトライフを送れるのではないでしょうか。
そして、今までメガネ=とりあえず見えれば良いので安物でOKと思っていた私ですが、きちんとした知識のある眼鏡士さんのサービスを受け、良いメガネとを買ったことでいろいろ違う世界を知ることができました。
格安メガネは何よりお値段が魅力的。私が今までそうだったように、安いと気軽に買えますし扱い方もそんなに気にせず使えて良いですよね。
そして安い中でもプチプラ(安くて良いもの)もありますし、複数メガネを持ちたいときにも最適だと思います。
しかし、衣服と同じように短いサイクルでの利用や値段を下げるための大量生産などは環境負荷の高い製品を生み出すこととなるので、私としては『高くても長く使えるもの』=『なるべくサステナビリティな取り組みに熱心な企業の商品を利用したい』と最近思うようになりました。
マイキータもそのなかのひとつなのでぴったりでした。
ってちょっと最後は少し話がずれてしまったでしょうか?
まぁ何が言いたいかというと、100%高いメガネがいいよ!とい訳ではないですが、知識ある眼鏡士さんのもと良いメガネを作ってもらって満足だったので、皆さんも自分に合うメガネを作れるように本記事がご参考になれば幸いです💡
それでは(=゚ω゚)ノ