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Hallo!バウムクーヘン大好きAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
日本人が大好き『バウムクーヘン』(Baumkuchen)ですが、もともとはドイツ発祥のお菓子とご存知の方も多いはず。
という方もいると思いますので、ドイツ国内の有名4店舗のバウムクーヘンを食べ比べしてランキングを作ってみたのでぜひ参考にしてください💡
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木の年輪に似ていることから『Baum』(バウム=木)・『Kuchen』(クーヘン=ケーキ)と名付けられたバウムクーヘン。
現在の製造工程が登場したのは18世紀ごろですが、起源は15世紀にさかのぼる歴史が長いケーキです。
バウムクーヘンは『ケーキの王様』(König der Kuchen)と称され、 ドイツ菓子協会(Deutscher Konditorenbund)のエンブレムにも使われています。
つまり、長らく製菓業のシンボルでもあります。
Ann
作るには良いバターと新鮮な卵を使い( 成分の多くをしめる材料)、特別な専用の機械と技術・経験が必要なため、『真のバウムクーヘン』を買うには一部の専門店に行かねばなりません。
Ann
値段もほかのケーキに比べて高価であり、ドイツ人でも「バウムクーヘンを食べたことがない」という人も結構います。
Ann
本場ドイツのバウムクーヘンを買える・食べることは少しレアなことなので、ぜひドイツ旅行中にお試しくださいまし~💡
有名4店舗のバウムクーヘンの食べ比べ
- ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ(Holländische Kakao-Stube)/ハノーファー
- ザルツヴェーデラー・バウムクーヘン (Salzwedeler Baumkuchen GmbH)/ザルツヴェーデル
- コンディトライ・ハイネマン(Konditorei Heinemann)/デュッセルドルフほか
- コンディトライ・クロイツカム(Conditorei Kreutzkamm)/ミュンヘン・ドレスデン
日本でも知っている人がいるであろうザ・有名店の4店舗のバウムクーヘン。
ちょうど旅をしていたときに買えたので、家に帰ってから私・夫・友人で食べ比べをしてみました💡
Ann
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ(Holländische Kakao-Stube)のバームクーヘン
ニーダーザクセン州ハノーファーに本店があるホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ(Holländische Kakao-Stube)。
1921年創業で2021年に創業100周年をむかえます(1895年にできたオランダのココアパーラーを引き継いだ)。
日本にも支店があるのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
名物はバウムクーヘンのほか店名にもなっているココア~。
カフェでは必ず飲んで欲しいと思います。
自宅用のココア缶もあるよ
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべで飲みたいココア|HOLLÄNDISCHE KAKAO-STUBE
ドイツのバウムクーヘンはノーマル(アイシングされているもの)とチョコレートコーティングされているものが一般的です。
ほかの3つのお店のはノーマルなやつを買ったので、全部ノーマルに揃えればよかったなと思いましたが、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ=チョコレート的なイメージでチョコレートコーティングのを購入(^^;
しかし見事なまでに美しいチョコレートコーティングのバウムクーヘンですね!
味の感想としては、
Ann
なんですが、生地は少しパサパサしていたかな?
あと、個人的にチョコレートコーティングのバウムクーヘンは本来のバウムクーヘンの生地のおいしさをダイレクトに味わえない気がしたので、今後は基本的にノーマルなものを買おうと思いました。
Ann
ちなみに店内のカフェでノーマルのバームクーヘン+端っこにチョコ付けを食べましたが、こっちは文句なしで美味しかったです。
ザルツヴェーデラー・バウムクーヘン (Salzwedeler Baumkuchen GmbH)のバームクーヘン
つづきましてザルツヴェーデラー・バウムクーヘン (Salzwedeler Baumkuchen GmbH)のバウムクーヘン。
諸説はありますがバウムクーヘンの発祥の地と言われるのがザクセン=アンハルト州のザルツヴェーデル (Salzwedel)です。
この街には多くのバウムクーヘンを作っているお店がありますが、その中のひとつですね。
このとげとげ感が昔ながらのバウムクーヘンっぽくていい味だしてますね~。
お味の方は……
Ann
素朴というかTHEプレーンな味というか余計なものが入ってないというか、一番素材の味が楽しめる感じでした(褒めています)。
ハイネマン(Heinemann)のバームクーヘン
1932年創業のノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフの名店ハイネマン(創業地は同州メンヒェングラードバッハ)。
名物のシャンパントリュフは本当に美味しくて私は大好きです。
デュッセルドルフを歩くとハイネマンのトレンドマークである緑色の買い物袋を持った人にたくさん出逢いますよ。
ハイネマンのバウムクーヘンには合成香料や防腐剤などが含まれいないそうです。
そして毎日作られるため、いつも新鮮なバームクーヘンを買うことができます。
ハイネマンのバウムクーヘンですが、なんと乾燥をふせぐためにチョコレートの蓋と真ん中の空洞にはアルミがついております。
詳しい食べ方などはこちらに書いたので、食べる際は参考にしてくださいね。
そして肝心のお味ですが…
Ann
まず思ったのが、すごいしっとりしていること。そし 味も濃く甘、すぎないところがお気に入りでした。
ハイネマンのバウムクーヘン特集
本場ドイツのハイネマンのバームクーヘンの食べ方|しっとりで美味しいぞ!
クロイツカム(Kreutzkamm)のバウムクーヘン
多分、日本で一番有名なドイツのバウムクーヘンがこのクロイツカム(Conditorei Kreutzkamm)のバウムクーヘンではないでしょうか。
1825年ザクセン州ドレスデンで創業。
ザクセン王室より宮廷菓子職人の称号も得ており、その後海外に輸出されたドレスナー・クリストシュトレン(Dresdner Christstollen)で同店の名は世界的にも有名になりました。
しかし1945年の第二次世界大戦による攻撃でドレスデンの街は壊滅。
お店も犠牲になってしまいましたが、数年後ミュンヘンを拠点にお店は復活をとげ、現在ドレスデンにも再び店舗を開いています。
さてこちらがクロイツカムのバームクーヘン。
5世代にわたって秘伝のレシピで作られているそうです。
見た目がとてもおしゃれですね~。
お土産に渡すときもこういう包装だと助かりますね。
さて味の感想ですが、、、
私も夫も友人も「普通」でした(^^;
外のアイシングはレモン強めで美味しい。生地はパサパサまでとはいきませんが、しっとりはしていない感じ。
少しだけ日本のバームクーヘンに似ているかな?と思いました。
- 【1位】ハイネマン
- 【2位】ザルツヴェーデラー・バウムクーヘン
- 【3位】ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ
- 【4位】クロイツカム
ということで私が選ぶ有名店の美味しいバウムクーヘン1位は……
ハイネマン!!
ザルツヴェーデラー・バウムクーヘンと最後まで迷ったのですが、味の濃さでハイネマンに軍配が上がりました。
一緒に食べていた夫と友人は1位にザルツヴェーデラー・バウムクーヘンを選択。そして2位がハイネマンでした。
Ann
そして面白いことに、同時期に私と同じようにバウムクーヘンを食べ比べした友人がいまして、その友人もハイネマンが一番美味しいと言っていました。
Ann
以上、ドイツの有名4店舗のバウムクーヘン食べ比べランキングでした!
あくまでも個人の好みですのでご自身で確かめるのが1番ですが、よろしければ買うときのご参考にしてください。
Ann
それでは(=゚ω゚)ノ