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Hallo!観光でドイツに来てたときは結構コインロッカーを使っていたドイツ在住のAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
この記事ではドイツ旅行でよく使う駅ロッカーの使い方や注意点、ロッカーがあるかの確認方法について書きたいと思います。
知らないで使うと悲しいことになりかねないので、使うときは要注意です!
■初公開日:2017年1月2日
主要駅の構内にはほとんどコインロッカーはある
住む前に10回も日本から観光しにドイツに来ていた私ですが、おもにドイツ鉄道(Deutsche Bahn)のICEなど電車で周遊していました。
そのため、必ずスーツケースなど荷物を持ちながら移動することになります。
しかし旅行中は宿泊しない都市に途中下車して観光する場合もありますよね。
そんな時に、荷物を持って移動するのは大変!!
ドイツは石畳の道がほとんどなので、スーツケースを転がすのも一苦労です。
しかし、ドイツ鉄道の主な駅にはロッカーが設置してあるので、そんな時はロッカーに預けて観光をしていました。
ドイツ鉄道駅のコインロッカーの見つけ方
- 駅の地図や看板でロッカーを探す
- 人に聞く
ほとんどの鉄道駅にはロッカーがありますが、大きい駅だと広いのでロッカーを探すのって大変。
もう既に駅にいる際は、駅の地図を見てください。
駅の地図や看板にこの絵のようなロッカーのマークがあれば、そこにロッカーはあります。
本当にこんな感じのマークなので私の絵が下手という訳じゃないはず……多分。
すぐわからない場合は人に聞いてください。
駅員さんは当たりはずれありますが、通りすがりのドイツの人は優しい人が多いですよ。
簡単に聞くなら『Entschuldigung, wo sind die Schließfächer?』(エントシュルディグング, ヴォー ジント ディ シュリース・フェッヒャー?)/すみません、コインロッカーはどこにありますか?)
事前にインターネットで利用予定の駅にロッカーがあるのか調べておくのが一番間違いありません。
例えばデュッセルドルフの中央駅(Düsseldorf Hbf)の公式駅情報サイトを例にしてみると、【Am Bahnhof】の項目に『Schließfächer』(英語だとLuggage Lockers)があればコインロッカーはあります。
クリックするとロッカーの大きさや料金、支払い方法なども確認できます。
調べたい駅をドイツ語で入れてください。(英語版はこちら)
場所は『Karte』(Map/駅の地図)から確認できます。
こんな絵のようなマークがロッカーのある場所を示すマークです。
ちなみにデュッセルドルフ中央駅には2ヶ所(4・5番線の前と12番・13番線の間の通路)にあります。
アプリについてはこちらをご参考ください。
【アプリ】ドイツ鉄道駅の構内図や施設・店舗情報が分かる|DB Bahnhof live小さい駅にはコインロッカーが設置されていないことも
当たり前ですが、すべての駅にロッカーがある訳ではありません。
特に田舎の小さい駅にはロッカーがないことが多いです。
その昔、ミュンヘン近郊のカウフボイレン(Kaufbeuren)という小さい街に行ったのですが、ロッカーがなくてに荷物を持って観光する羽目になりました…泣。
スーツケースではなく、大きめのリュックだったので結構重くてつらかった~。。
クリスマスマーケットでプチ有名な場所(だと思っている)なのであると思っていましたが、小さい街の駅はちゃんと事前に確認しないとダメですね。
カウフボイレン駅の公式サイトを見ると、やはりロッカーの記載はありませんでした。
利用予定があるときは、事前にロッカーがあるか調べておいた方が良いですよ!
基本的にドイツ鉄道の駅にあるロッカーは小サイズと大サイズの2種類。そしてどの駅もサイズは一緒です。
ケルン中央駅やライプツィヒ中央駅など一部のぞく
- 【小サイズ】76 × 24 × 42 cm
- 【大サイズ】93 × 44 × 61 cm
小サイズのロッカーは機内持ち込み用のスーツケースが入るぐらい結構大きいです。
航空機内の持ち込み可能な荷物の大きさは115cm(W55cm×H40cm×D25cm)以内
大サイズのロッカーも普通の大型のスーツケースも入ります。
JAL・ANAの国際線の預け荷物の大きさの制限は3辺203cmまでだが、一般的に3辺合計158cmまでの航空会社が多い
駅によってロッカーの料金は異なります。都会だと高くて田舎だと安いイメージです。
小サイズは3~4€、大サイズは5~6€ぐらいだと思います。
昔はこれより1€ぐらい安かったな…
なかには、〇,50€と50セント刻んでくるロッカーもありました。
この50cがなかなかくせ者です(その理由はあとで書きます)。
また、通常のロッカーは24時間ごとの料金で、最大72時間までのものが多いですが駅によって異なる場合があるので、現地の規定を確認ください(ロッカーや周辺の壁などに記載があるはずです)。
基本的に現金のみです。
ケルン中央駅やライプツィヒ中央駅、フュッセン駅ではカードも使えるデジタルなコインロッカーがありますが、念のため必ず小銭をご用意ください!
昔ケルン中央駅のロッカー使おうとしたとき、「現在カード払いはできません」表示になってたから小銭は持っておこう笑。
ただ2024年現在、ちょいちょいデジタルなロッカーが導入されつつあるので今後に期待です。
使い方はとっても簡単です。
簡単でしょう 😉
ドイツはまだアナログなロッカーが多いので、鍵をなくさないように気を付けてくださいね。
デジタルな新しいロッカーはレシートや紙にバーコードやQRコードが書いてあるタイプの鍵が一般的です。
1・2時間など短時間用のコインロッカーがある
これを知らないで利用してしまうと結構悲しいことになるので要注意です!
ドイツの割と大きめの駅には「Kurzzeit」という1~3時間単位で〇€のコインロッカーが置いてある場合があります。
『Kurzzeit』(short-time)マークが短間単位のロッカーであることを意味しています。
Kurtzzeitのロッカーには分かりやすく目印が貼ってあるので、よく見てれば間違えないと思うけど気を付けて!
たとえばデュッセルドルフ中央駅の短時間ロッカーの場合は小サイズが1時間1,0€(金~日は1,50€)、大サイズは1時間1,50€(金~日は2€)です。
1時間が過ぎればまた1時間分の料金がかかります。
短時間だけ預ける人には良いですが、長い時間預ける人がこちらのロッカーを利用してしまったら、金額が凄いことになってしまいますので、本当に要注意!!
デュッセルドルフ中央駅の通常ロッカーは24時間で小サイズは4€、大サイズで5€だからね。3時間程度預けるぐらいじゃないと短時間用はもったいないよ
例えばこの写真の方『97.5€』ってもう引き取る気ないですね💦
こんな恐ろしい金額にならないように気を付けましょう💡
アナログのロッカーの支払いは現金かつ硬貨のみ
さらにコインロッカーを使うときの注意点!
ドイツの駅にあるコインロッカーは隣国に比べてかなり古いです。
現在はケルン中央駅、ライプツィヒ中央駅、フュッセン駅など少しづつカード払いができるデジタルなコインロッカーも増えてきましたが、いまだ現金払いのみ(かつ紙幣不可)のアナログタイプのコインロッカーがほとんどです。
再三になりますが、基本的に使えるのは現金は硬貨(2€、1€、50c)のみです。
そしてお釣りもでません。
私は昔2,50€のロッカーが使いたかったときに50cがないので使えず、駅で途方にくれたことがあります。
小さい駅であまり人もおらず、両替をしてくれないか数人に聞いて断られたときは少し心が折れましたw
でも優しい寡黙なおじいさんが50セント2枚をくれたんですよ…両替の金はいらないよ!って(´;ω;`)泣いた
なので硬貨(2€、1€、50c)は色々と使うことが多いので、何枚か持っておいた方が絶対良いですよ~!
以上、ドイツ鉄道駅にあるコインロッカー事情でした!
大きい荷物を持ちながら観光するのはかなり疲れるので、上手くコインロッカーを使ってドイツ旅行を楽しんでください!
それでは(=゚ω゚)ノ