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Hallo!絶景大好きAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ
この記事では近ごろドイツの観光名所として人気急上昇中の『フロイデンベルク』(Freudenberg)についてご紹介します 💡
前からずっと行きたいな~と思っていたのですが、
Ann
と勝手に思っていた私。
しかし、州都のデュッセルドルフや世界遺産ケルン大聖堂があるケルンなどと同じノルトライン=ヴェストファーレン州(以下NRW州)にあったので、お得な切符で安く行けちゃいました。
また、同州のエッセン(Essen)や別の州になりますがフランクフルトなどからも日帰りが可能です。
今回はこのモノトーンの絶景が見れるフロイデンベルクへの詳しい行き方をご紹介します!
工事は終了し2021年7月より再オープンしています💡現在木組みの家が上から眺められる撮影スポットの公園『Kurpark』(クアパーク)は公園の再開発工事のため入場できません。工事は2020年内まで、植栽は2021年春に予定されています。工事の段階によってはビュースポットへの階段が利用できるそうです。
■初公開日:2017年3月29日
目次:タップで移動
フロイデンベルクとは?
その前に簡単にフロイデンベルクについて。
フロイデンベルクはドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州にある小さい街で、訪れたら分かりますがとってものどかで静かな場所です。
Ann
こののどかな田舎町が有名なのは、モノトーンの木組みの家々が並んでいる素晴らしい景色が見られるからです!
日本旅行業協会によるヨーロッパの美しい村30選にノミネートされました。(惜しくも認定はされず)。
1666年に大火が起こり、1棟を残し全焼。その際に建て直した木組み建築群が、現在まで修復されながら使われている歴史もある。
フロイデンベルク(ドイツ)|ヨーロッパの美しい村30選|Team EUROPE|JATA
上記のように17世紀に建て直された木組みの家々は内装は改築されながらも、外観はほぼ当時のままに保存されているそうです。
つまり17世紀にタイムスリップしたような世界観を味わえます♪
フロイデンベルクへの行き方
ジーゲン駅(Siegen)からバスに乗る
フロイデンベルクへは電車は通っていないので、街まではバスで行くことになります。
バスはジーゲン駅前のバスターミナルから出ており、バス番号『R38』に乗って約25分。
バス停は『Freudenberg Bahnhofstraße』(フロイデンベルク バーンホフシュトラッセ)で降りてください。
乗り場やフロイデンベルクに着いてからこの家々が眺められる場所など詳しくは後で書きますね♪
各主要駅からフロイデンベルクまでの平均所有時間
- ケルン中央駅から
直通でジーゲン駅へ。そこからバスで合計約2時間15分。 - デュッセルドルフ中央駅から
ケルン中央駅(köln hbf)またはケルン・メッセ/ドイツ駅(Köln Messe/Deutz)で乗り換えジーゲン駅へ。そこからバスで合計約2時間50分。 - エッセン中央駅から
直通でジーゲン駅へ。そこからバスで合計約2時間50分。 - フランクフルト中央駅から
直通または1本乗換えでジーゲン駅へ。そこからバスで約2時間50分
日帰りで十分行けるので目安にしてみてくださいね💡
上記は一例なので、行く際は乗換案内でお調べください。
[note title=”注意”]DBのサイトなどで検索するときは目的地は『Bahnhofstraße, Freudenberg (Westf)』で検索してください。似たような名前がたくさんあります。[/note]
フロイデンベルク観光記
買った切符(チケット)のご紹介
2020年現在、グループ用チケットは 45,20€ €です
デュッセルドルフからフロイデンベルクは普通列車で行くとひとり片道30€ちょい。往復60€オーバーはちょっと高いですよね。。
しかしデュッセルドルフもフロイデンベルクも同じノルトライン=ヴェストファーレン州なので、『SchönerTagTicket NRW』(州乗り放題切符)でお得に行くことができます。(買い方や使い方を紹介した記事はこちら)。
これで州内の普通列車、地下鉄、バス、トラムは基本乗り放題です。
一人用@30,30 €、5人までのグループ用@45,20€(2021年現在)。
私は2人で行ったのでグループ用を割る2で往復行くことができ大変お得です!
ただ平日は9時からの利用なので、いつも朝早く出かける私にしては少しのんびり出発しました。
切符はドイツ鉄道の券売機で簡単に買えます。この切符は日付が入っているので刻印はいりませんが、代表者の名前を書く必要があります。
ケルン中央駅やエッセン中央駅から来る場合もこの切符がお得ですよー。買い方など詳しくは下記の関連記事を見てください♪
まずはジーゲン駅を目指すも初っ端なから遅延
駅の目の前にある世界遺産ケルン大聖堂
この日も愛しのドイツ鉄道(DB)は遅延をしまくり。。
乗りたいREに乗れなかったのでまずケルン中央駅に向かい、そこからジーゲン駅を目指しました。
本当はケルン・メッセ/ドイツ駅から乗り継いだ方が早く到着するし、乗継時間も短かったのに。。
ケルン中央駅で40分ぐらいあったので何十回目になるか分からないケルン大聖堂を観光し、街を少しぶらぶらしながら過ごすことに。
Ann
全体図の撮影スポットはここ
【写真撮影スポット】ドイツの世界遺産ケルン大聖堂の全景を撮るならここがおすすめ!ホーエンツォレルン橋の愛の南京錠とセットで観光しましょう!
【展望台】5€で世界遺産ケルン大聖堂を上から眺められる撮影スポット
さて無事にジーゲン駅行きのREに乗り、ここから約1時間25分の電車の旅。
ちょうどお昼だったので家で作ったおにぎりを食べながらゆっくり過ごしました。
ジーゲン駅到着!フロイデンベルクまではバスで向かう
ケルン中央駅からの電車の旅は何の問題もなく到着!
窓の外に広がる緑豊かな田舎風景を楽しみながらジーゲン駅へ。さてここからはバスに乗ります。
バスターミナルは駅前にあり、フロイデンベルク行きのバス番号『R38』はバスターミナルを背にして左側にあります。Fのバス停っです(地図PDF)。
あまり本数が出ていないので、必ず事前に時刻表を確認して、乗り遅れないようにしてください。
しかし、どのバス停かちょっと分かりづらいので(時刻表見るしかバスの番号が分からない)、こちらのカフェを目印に。
蜂の看板が目立つ『Cafe Bienenstich Bäckerei Koch』前のバス停と覚えておいてください。
そうそう、私は州乗り放題切符なのでバス代はかかりませんが、ジャーマンレイルパスを使っている人はバスには乗れないのでバス代を払う必要があります。
バスを乗るときに運転手さんに行き先を伝えればOKです。
- 片道券(EinzelTicket) 4,10 €
- 24時間券(一人用)(24 StundenTicket 1 Person) 8,40 €
- 一日券(5人まで用)(24 StundenTicket 5 Personen) 16,20€
降りるバス停は『Freudenberg Bahnhofstraße』
あと3駅でFreudenberg Bahnhofstraßeに到着
バスの中では次の停留場を表示している掲示板やアナウンスがありました。
「Freudenberg」も「なんとかFreudenberg」という形でいくつか名前があるので、『Freudenberg Bahnhofstraße』(フロイデンベルク バーンホフシュトラッセ)で降りてください。
降りるときは席の近くのストップボタンを押せばOKです。
バス停から絶景を望める公園に向かう
バス停を降りたらモノトーンの素晴らしい景色が見える場所に向かいます。その場所は町の丘にある公園『Kurpark』(クアパーク)!
ちょっと画像の文章が分かりづらくてすいません…。
つまりバスが来た方向へ進み、四差路を左に曲がります。
この道は『Zum Kurpark』(ツムクアパーク)。バスで来た場合はこの道で行くと1本です。
坂があるのでそのまま進んでください。
そうすると左側にあの白と黒の木組みの家が見えてきます!!
Ann
そしてバス停からだいたい10分もしないぐらいで公園の入口の階段に到着!
この手前には観光案内所もあります。
ついにフロイデンベルクの絶景をのぞむポイントに!
Ann
白と黒のコントラストが本当に素敵。
そしてこの日は晴天ということもあって、青い空の色も加わり惚れ惚れするような光景がそこにありました。
もうここで何十枚写真を撮ったことか(笑)
平日だったおかげで観光客は私たち以外は1~2組しからず、時間によってはこの景色を独り占め!
公園のベンチに座ってのんびりこの光景を楽しみました。
ドイツでは珍しいぐらい天気が良かったので(天気が悪いことの方が多い)、ここでお弁当を食べれが良かったなーというのが心残り。
街の中を散歩
公園をあとにして次は街の中(旧市街)をお散歩します。
フロイデンベルクは本当に小さい街なので、街の観光と言ってもちょっと歩くとすぐ終わってしまうかもしれません。
しかしそこまで見るところがない(といったら失礼)ので、ゆっくりお散歩するのは日々忙しく移動しがちの観光が多い私にはとっても新鮮で良い滞在ができました。
17世紀からほとんど変わっていない街並みを堪能!
これはケーキ屋さん
旧市街にはカフェやレストランがいくつかあるので、食事や休憩ももちろんできますよ!
とにかく街の中はのどか~☺
緑が多いし、近くには川などがあって癒されます。
気になったのがこのホテル!『ホテル ツア アルトシュタット(Hotel zur Altstadt)』
観光に便利な旧市街にあって、しかも看板見たら★★★★マークが?!
でも4つ星かと思ったら現在は3つ星みたいですね。
外観からしてめっちゃ可愛くて一度で良いから泊まってみたいなぁ…って思いました。
いつも使っているBooking.comで口コミを見たら評判も良く、宿泊すれば早朝や夕暮れのフロイデンベルクの風景も見れるし、もしフロイデンベルクに泊まるならこのホテルが良いですね。
帰るときの注意
帰りのバス停が見つけづらい場所にある
ジーゲン駅までのバス停がちょっと分かりづらいところにあります。
同じBahnhofstraße沿いにあるのですが、本当に見つけづらい。。。
『Sondermann-Brot Bäckere』というパン屋さんの前です。
この写真は帰りのバス停の前から撮ったもの
行きで降りたバス停の目の前ではなく、ちょっと離れたクアパークに向かう途中の一番最初の曲がり角の前にあるので「ないない!」と驚かないように 🙄
帰りの時刻をよく確認しておく
ジーゲン駅行きのバスも、ジーゲン駅からの電車も本数があまり出ていません。
行きみたいにフロイデンベルク→(バス移動)→ジーゲン駅→(電車移動)で帰れれば良いですが、本数が少ないので時間帯によってはフロイデンベルク→(バス移動)→乗換(バス移動)→違う駅→(電車移動)とバスを乗継をして、ジーゲン駅ではない駅から電車に乗ることもあります。
行きと同じように帰れる方が分かりやすくて絶対良いと思うので、時刻表をよく確認してスムーズに帰れる時刻を決めてから観光すると良いと思いますよー!
なのでドイツ鉄道のアプリで乗換案内を使えるようにインターネット環境は整えておいた方が◎
日本からくる際はモバイルWIFIを借りてきた方が良いです。
私は海外専用グローバルWiFi やパケット通信無制限のユーロデータ をよく使っていました。
SIMフリースマホ(携帯)を持っている人はAISの『SIM2Fly』がおすすめ(使った感想の記事➡こちら)。
真面目にドイツの個人旅行ではモバイルWIFIやSIMでインターネットを使えるようにしないと不便だと思います。
DB Navigator
Deutsche Bahn無料posted withアプリーチ
また、ドイツ鉄道の券売機でも乗換案内ができますが、サイトやアプリならバスやトラムも調べられて便利です。(バスやトラムはドイツ鉄道じゃないのに)。
こちらは無料なのでインストール必須です!
Ann
おすすめの季節:秋
黄葉が美しい
私がおすすめしたい季節は秋!
これは10月中旬に行ったときの写真なんですが、周りが自然に囲まれているフロイデンベルク。木々たちの黄葉がとてもキレイでした。
黄葉とモノトーンの家々との組み合わせが、より素敵な景色を生み出していると思いませんか 😉 ?
また、公園の椅子のうしろにはちょっとした植栽アートもあります。
これすごい可愛いですよね~!!
調子にのって、椅子に座ってポーズをとりながら友人に何枚か写真を撮ってもらいました(笑)
中世と秋のマルクト
また、例年10月には『中世と秋のマルクト』が開催されます。
モノトーンの家々が並ぶ旧市街では中世の衣装を着た人々や屋台などが並び、中世にタイムスリップしたような気分になりますよ 💡
大きい串焼き肉をかじったり…
ドラクエの世界に出てくるようなワインを買ったり…。
規模は大きくはないのですが、ちょっとした冒険気分も楽しめるかも 🙂 ??
- 未定
【公式サイト】Freudenberger Mittelalter- und Herbstmarkt(現在ページなし)
終わりに
いやーモノトーンって暗いイメージだったんですが、フロイデンベルクは本当に可愛らしく、童話の世界にいるようでした。
正直に言うとそこまで見るところはないのですが、美しい景色を眺めてゆっくり過ごせる街。
とにかく癒されます!!私は結構お気に入りの場所になりました♪
おすすめは秋ですが、四季折々の風景が楽しめるそうなのでいろいろな季節に行ってみたいですね。(雪が積もると公園の階段が登れない可能性あり)。
それでは(=゚ω゚)ノ